今回は、ITパスポートの勉強法や勉強時間について筆者の体験を交えて紹介します☆
受験体験記も最後に紹介しますね!

筆者は、大学4年生の時にIT企業への就職のために受験しました。
社会人の方にも参考になるように書いていきますので、ぜひ目を通していただければ、と思います♪
ITパスポートの勉強時間は?
筆者の場合・・・
ITパスポートの勉強時間は、筆者の場合、1日2~3時間×約1か月でした。
「IT企業に入るし、研修はあるとはいっても予備知識くらいは入れておくか~」のつもりで勉強を始めました。
大学4年生だったので、卒業論文への現実逃避も兼ねてます。笑
余談はさておき…
当時、ITパスポートについてリサーチした結果1か月でも合格できると判断しました。
11月に試験申し込みをして、12月に試験を受けました。
試験申し込みをしてから勉強を始めましたが、間に合いました!!

むしろ、試験申し込みをしてから勉強を始めた方がプレッシャーがあっていいかもしれません。
先延ばしにしようと思わないですもんね!
一般的に言われている勉強時間は?
一般的に言われている勉強時間は、100時間程度と言われています。
筆者も60~90時間程度も勉強量だったと計算できるので妥当ですね。
1日約1時間勉強したとすると、だいたい3か月間勉強すれば、達成できます。
試験申し込みは3か月前からできますし、試験申し込みをして3か月間勉強するのがいいのではないでしょうか。

ITパスポートは、ほぼ毎月試験が開催されていて受験しやすい反面、先延ばしにしやすいというデメリットもありますよ。
先に試験を申し込んでおけば、先延ばしにしなくても済みますね!
あくまで、目安ですので人によって勉強時間は違います。
すでに業務知識がある社会人や情報学部系出身の学生であれば、30~40時間の勉強で合格できるとも言われています。
ちなみに筆者は、情報学部系の学生であれば、ITパスポートでなく基本情報技術者試験から受験することをおススメします。
ITパスポートの勉強方法は?
ITパスポートのおススメ勉強方法は、問題集を繰り返し解くことです!
おススメの問題集を紹介します。
ITパスポートのおススメ問題集はこれだ!
インプレスから発売されているITパスポートの過去問題集がおススメです♪(最後に楽天とAmazonのリンクを貼りますね)
正答に対する解説はもちろん、誤答に対する解説も丁寧で分かりやすいです。
誤答選択肢への解説が丁寧ですので、知識も増えます!
過去問からもほぼ同じ問題も出ることがあるので、過去問を解くことに越したことはないですよ!
筆者も、この過去問題集を使って勉強しました。
本の購入特典で電子版がついてきます!
スマホで過去問を解くことができますし、用語をまとめた単語帳も見ることができます。

スマホで過去問を解いたり、単語帳を見れるってとっても便利ですよね!
ただし、2021年4月から新シラバス(シラバスVer.5.0)になり試験範囲が変更になっています。
ですので、本を購入するときは、新シラバスに対応しているかチェックして購入するようにしましょう。
インプレスの参考書は、新シラバスに対応しています。
試験範囲が変わっても、勉強方法は変わりません!
『問題を繰り返し解くこと』これに尽きます!!
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ITパスポートのおススメ参考書はこれだ!
ITパスポートを受験するにあたって、参考書なしでいきなり問題集でも問題はないと思っています。
しかし、「もっと詳しく知りたい」「もっと解説を読みたい」という方へおススメの参考書を紹介します。
『キタミ式イラストIT塾 ITパスポート』がおススメです♪(最後にリンクを貼りますね)
この本の作者である、きたみりゅうじさんは、ITパスポートに限らず他のITに関わる本もたくさん出版されています。
筆者は、ITパスポート受験の時には参考書を買いませんでしたが、基本情報技術者試験のときに、この本のシリーズにお世話になりました。
イラストを交えつつ解説していて、難しい内容もかみ砕かれていて、スッと入ってきます。

IT企業で働いていた時代に、文系未経験エンジニアである私に、課長から勧められた本もきたみりゅうじさんの本でした。
ITに関わることを勉強する人達は、一度きたみりゅうじさんの本を通るのかな…なんて思ったほどです。
それくらい超おススメしたい本です!
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受験体験記
かれこれ5年位前の話にはなりますが、筆者の受験体験記を紹介します☆
試験会場は、パソコン教室も開いているような場所も兼ねている場所だったように記憶しています。
本人確認ができる書類を持って(当時は学生証)、試験受付完了!
周りを見渡すと、受験者は10名もいないくらいで、40~50歳代の男性がほとんどでした。
女性は、私以外いなかったと記憶しています。
パーテーションで区切られたPCスペースに着席して、指示に従って試験を開始します。
事前にIPAの公式サイトでCBT試験の模擬を受けていたので、CBT試験に対して困惑することはありませんでした。
計算問題もあったので、計算用紙も貰えたような気もします(記憶が曖昧です)。
画面上で答えを選んで、サクサクと回答を進めて、何事もなく試験終了。
周りも特にトラブルになっているような様子もありませんでした。
試験終了後に、点数が表示されてビックリした記憶があります。(今は違うかもしれません)
表示された点数を見て「きっと合格しただろう」と思い、12月のクリスマスイルミネーションを見ながら帰りました。
試験を受けた翌月に合格発表があり、利用者ページから結果を照会しました。
結果は合格でした!
「合格したんだな~」と思っているうちに、合格証が届きました。
(合格証が実家に置いてあるので写真は後日…)
受験体験記としては、こんな感じです。
受験してよかったこと・メリット
受験してよかったことは、2つあります!
- 自信になった
- 基本情報技術者試験の午前試験に役立った
まず、自信になったということについてお話しますね。
新卒文系未経験エンジニアで入社する上に、周りはバリバリ理系の情報系出身ばかりということで怖気づいていた筆者。
少しでも周りに追いつこう…!と思い、基本情報技術者試験の問題を見ますが、無理と判断し、ITパスポートを受験することに決めました。
そんな背景もあり、合格したことは少しでも周りに追いつけたという自信になりました。
今回は、自分自身の自信になったというメリットについてお話しましたが、
ITパスポートを新卒採用活用に活用している企業も数多くあるんですよ!
NTTデータ、大塚商会、Canon…など数多くの大手企業がエントリーシートで活用しています。
就職活動の前に取得しておけば、アピールできますね!

私も就職活動の前にITパスポートを取得すればよかった…と後悔しました。
続いて、基本情報技術者試験の午前試験に役立ったことについてお話します。
ITパスポートを取得し、IT企業に入社した筆者は、後に基本情報技術者試験を受験します。
ITパスポートと基本情報技術者試験では、難易度がかなり差があります。
しかし、基本情報技術者試験の午前試験の問題はITパスポートの問題と共通している部分が多く、ITパスポートの知識で解ける問題も多かったです!
全く知識がない文系エンジニアですので、ステップアップにはちょうど良かったです。
基本情報技術者試験は午前試験よりも午後試験の負荷が重いので、午前試験対策に時間をかけなくていいというのは、かなり大きいメリットです。
受験して良くなかったこと・デメリット
受験しなくて良かったと思うことはありません。
しかし、IT企業に入社してITパスポートという資格自体が生きたことはありません。
というのも、エンジニアとして生きていくのであれば最低限の資格は、基本情報技術者だと思います。
はっきり言ってしまうと、エンジニア志望でITパスポートをとっても旨味はないでしょう。
逆に言うと、エンジニア以外の営業や事務などの職種の方にはおススメの資格です♪
メリットでも触れていますが、新卒採用時にはアピールポイントになります、転職時にはアピールにはならないでしょう。

筆者も、基本情報技術者試験を取得してからは、履歴書にITパスポートのことは書いていません。スペースの関係もありますしね…
まとめ
今回は、ITパスポートの勉強法や受験体験記について紹介しました!
今回の記事のまとめです!
- 勉強時間は100時間程度(業務知識等で個人差あり)
- おススメ勉強法は、問題集の演習
- 新卒採用時にはアピールになる!
- エンジニア志望は基本情報技術者を取得しよう
- 営業や事務などエンジニア以外の職種には、おススメの資格

ITパスポートは、入門資格であるので、就職活動の前に取得するのがおススメですが、社会人の学びなおしにもおススメです♪
最後までご覧いただいてありがとうございました。
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